城は見るだけ…歩くだけ!  (日本の城郭)

 
岩櫃山 

      岩


    
       
    群馬県東吾妻町原町平沢  2009/11/23   訪城                      





        城口の地図











 


岩櫃城の築城年、築城者は不明ですが、

南北時代に岩櫃城城主吾妻太郎行盛の名が

文献に初めて登場する。

行盛は南朝方の豪族里見氏に攻めら害。
  
その後行盛の子:憲行関東官領

上杉氏の支援により岩櫃城を奪回し、

以後斉藤越前守憲広(基国)まで六代まで

東吾妻支配の本拠とした。

戦国時代、上州は甲斐の国武田氏、越後上杉氏、

小田原北条氏に

よる支配権争いが繰り広げられ、

 禄六年(1563)斉藤憲広の本拠の岩櫃城は

武田信玄家臣:真田幸隆よって落城し、

武田氏の西上野支配が確立した。

武田氏滅亡後は真田氏の支配にとなり

岩櫃城は信州上田城から上州沼田城を結ぶ

真田道の中間地点として

重要な位置を占めた。江戸時代に入っても

真田氏が吾妻地域は支配したが、
 
元和元年(1615) 一国一城令により、

真田信幸は城下町を原町に移し、

岩櫃城を破却し、真田の三堅城:岩殿城、

久能山城、岩櫃城の役目は終えた。

 




岩櫃城から望む 





  
  登り口の休憩所の中に大きなこけしが出迎えてくれましたが?? これ何…?? 大型ごみ…失礼! 
  
 登城口から五分で中城に着き、先の階段を登ると直に主郭です、竪堀、横堀など堀は堪能できます 。
 


 





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