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別称 菰野陣屋跡 三重県菰野町菰野1490 2016/11/12 |
永禄11年(1568)、伊勢攻略に成功した信長は、攻略の際の大将であった滝川一益に北勢5郡を与えた。
一益は、臣・南川治郎左衛門を代官として菰野に置いた。
天正11年(1583)、織田信雄・信孝兄弟が対立した際、秀吉は一益の諸城を落とし、信雄に与えたので、
信雄は家臣・土方雄久に菰野を与えた。天正18年、秀吉は信雄を清洲城に、雄久を犬山城に移し、
甥の秀次に北勢5郡を与えた。慶長5年(1600)、関ヶ原の戦いで功があった雄久に加賀で1万石を与えたが、
家督を継いだ子・雄氏は菰野1万2千石を与えられた。翌慶長6年、滝川氏代官所の跡に陣屋を置いた。
以後、土方氏が代々治め、明治を迎えた。
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