みのやんは五年振りの飯田城訪城で、以前は雨宿りに寄った感じで…今回は確り
友に案内を受けアチラ、コチラと走り回りました。
飯田城は13世紀初期に地頭職だった
坂西長由が築城したのが始まりと伝えられています。
戦国時代になると武田氏が支配し、徳川領と接していた事もあり戦略的拠点の1つとして
秋山信友により大改修が行われ強固な城郭が築かれました。
武田氏が滅ぶと織田家家臣毛利秀頼が城主となり秀頼が没すると
娘婿である京極高知が引き継ぎ、
近世城郭と整備されます。江戸時代に入ると飯田藩が立藩し、
小笠原氏、脇坂氏と短期間で藩主が交代、
寛文12年(1642)に堀親昌が2万石で入封すると明治維新まで堀家が
代々藩主を勤め藩政も安定します。明治4年に廃城となると多くの建物は破却、
払い下げとなりなりますが、桜丸御門(赤門:宝暦4年建築)が城内に移築されている他、
二の丸御門(八間門:櫓門・文禄年間建築)が市内松尾久井の民家に、
桜丸の門が経蔵寺、桜丸の脇門が雲彩寺にそれぞれ移築現存しています。
又、本丸には堀秀政、親良、親昌(初代飯田藩主)、の
三神を祭神とする長姫神社が建立され二の丸には水路を復元しています。
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