城は見るだけ…歩くだけ! (日本の城郭)
©minoyan このホームページに使用の写真は著作権があり無断転用、転載はできません
烏帽子形城
大阪府河内長野市喜多町
2011/10/08 訪城
築城年
正慶元(元弘2、1332)
築城者
楠木正成
歴代城主
楠木、甲斐、橘
形式
山城
遺構
曲輪、空堀、土塁、井戸
現状
烏帽子形公園
ご案内
城跡の地図
無料駐車場有り
正慶元年(元弘2、1332) 楠木正成が赤坂城の出城として築城し、南北朝にはこの城をめぐって争奪戦が繰り広げられた。
室町時代には、河内守護・畠山氏の家督争いで、この城付近がたびたび戦場となった。
天文年間(1532-55) 甲斐庄隆成が城主となったが、畠山定国に攻められ落城した。
天正年間(1573-92) 橘長治が城主となったが、
元亀年間(1570-73) に徳川家康に召し抱えられ河内を離れた。長治の子・橘正治は大坂の陣の戦功により
2千石で城主として返り咲いたが、
元和3年(1617) 廃城となった。ちなみに、橘氏は別名烏帽子形氏といい、この城名の由来となっている。