滋賀県東近江市五個荘金堂町 2012/07/26 訪城
貞享2年(1683)に本多忠平が大和郡山藩主として入封した時、
近江国内で4万石の所領が与えられました。この内、
蒲生・神崎・坂田三郡の所領を管理するため、金堂に陣屋が置かれました。
陣屋には代官1名、手代2名、書役1〜2名が常駐し郡山藩士が交代で在番し、
司法・行政を司っていました。
神崎郡志稿」に収録されている陣屋の古図では、長屋門と塀に囲まれて、
役所・役宅と土蔵・牢屋・稲荷社があったことが判ります。
明治5年に廃止され、敷地は民家に払下げられましたが、
長屋門は西側の勝徳寺に移築されています。(現地案内板より)
勝徳寺移築長屋門
築城年 |
貞享2年(1683) |
築城者
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本多忠平 |
歴代城主 |
本多氏 |
形式 |
平城 |
遺構 |
移築門(勝徳寺)、 |
現状の形態 |
稲荷神社 |
備考 |
陣屋の地図 |
有料駐車場無し |
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