南北朝期に桃井氏が築城したと言われ、戦国期は神保長職が居城した。長職は
天文12年(1543)富山城を築き、新川郡から射水郡を支配下に置いたが、上杉謙信が新川郡の椎名氏を支援し、
永禄3年(1560)富山城を攻めたため、長職は落ち延び永禄5年に謙信に降伏した。その後、長職は増山城を本拠とした。長職死後の
天正4年(1576)、謙信が増山城を攻略し上杉氏の支城となったが、
天正9年、織田方の手に落ち、佐々成政の支城となった。
天正12〜13年の前田氏との戦いで増山城は有力な拠点として大規模な拡充・改修が行われた。
佐々成政降伏後は前田利家の娘婿・中川光重が居城したが、
元和元年(1615)廃城となった。
築城年 |
南北朝期 |
築城者 |
桃井氏 |
歴代城主 |
桃井、神保、佐々、前田 |
形式 : 山城 |
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遺構 |
曲輪、堀、土塁、石垣、井戸 |
現状 |
城跡公園 |
ご案内 |
城跡の地図 |
駐車可 |
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