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別城
太田新城
、辰城
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新庄城 |
富山県富山市新庄町 新庄小学校 |
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2011/08/21 訪城 |
この城は、東に常願寺川、西に荒川を望む要害の地にあり、北陸道
に面する交通の要衝でもあったため、早くから軍事上の拠点として
重要であった。永正17年(1520)、越後の長尾為景は神保慶宗らを
討つため越中に進行し、慶宗を背走させ、自刃に追い込んだ。
このとき新庄に陣したといい、これがはじめての記録である。
この頃、新庄城は長尾方によって整備されたとみられる。
元亀3年(1572)上杉景虎(謙信)の武将鯵坂長実が在城し、5月、
一向一揆が富山城を攻略すると、新庄城は上杉氏の富山城攻めの
前線基地となった。天正8年(1580)、織田信長方の神保長住が
新庄城を攻めており、佐々成政が富山城を拠点にした越中平定には
新庄城は佐々成政方の城となっている。同13年、上杉方の土肥氏
勢が一時新庄城を奪っているが、その後前田氏の城となり、
元和元年(1615)までには廃城となったと思われる。
(現地説明板より) |
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説明板は校内に有りますから、学校関係者に声を掛けてから、入られた方がよいと思います。
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