永正年間(1504-21)、松平氏5代・長親の五男・
利長が藤井氏に
養子に入り、藤井松平氏の初代となった。
天文9年(1540)、織田勢が安城城を攻めた際、
撃退するため戦った
が重傷を負い、利長は死去した。
2代目・信一は一向宗の本拠で
ある本証寺や桜井城と近くに位置しながらも
藤井城を守り一揆勢を
撃退した。その後、信長の近江出陣でも功績をあげ、
関ヶ原の戦いの後は3万5千石の土浦城主となった。
藤井城は家康が関東移封となった
天正18年(1590)、ともに関東へ移ったため廃城となった
この地は周辺に藤井、桜井、石井、古井の地名があり
井戸が各所にあり それが地名として残っているそうです。
安正寺の駐車場から大きな碑が見えます。
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