城は見るだけ…歩くだけ! (日本の城郭)
                              
         小牧山城 NO1        

  
 
                                                 



 
小牧城U 
 
      愛知県小牧市堀の内1-1他       2013/07/13  訪城      
 







 

 


       


          


   小牧山は濃尾平野のほぼ中央部にあり、古生層からなる独立丘で、標高85.9mであり、同平野を制する要地である。

     永禄6年(1563)、織田信長は清須からここに移って小牧山に城を築き、南麓には城下町を整備した。

     永禄10年、美濃の斎藤氏を攻め、稲葉山城を奪いそこに移るに及び、小牧山は廃城となった。

     その後天正12年(1548)羽柴秀吉対徳川家康の戦いの際、家康は本陣を小牧山に構え、堀を深め土塁を高くした。

      しかし、ここでの戦いはなく和議が成立した。小牧山は江戸時代を通じて尾張藩領となり、

           庶民の立ち入りは禁止されていた。

     明治に入ると国有地となり小牧公園として公開されたが、

     明治22年(1889)に再び尾張徳川家の所有となり、公開は中止となった。

            昭和2年(1927)に小牧山が国史跡に指定されると、

     昭和5年(1930)に徳川家から小牧町(当時)に寄贈され今日に至った。

           昭和42年(1967)には山頂に城郭を模した歴史館が建設された。

     平成11年(1999)には史跡小牧山整備計画基本構想が策定され、

           小牧中学校の移転等に伴う発掘調査が進められた結果、

     小牧山の東麓には信長時代の一辺45m四方の屋敷跡や同時期の堀跡、

           井戸跡が検出されている。また、小牧・長久手の合戦に際して、家康による主陣地にふさわしい土塁や深い堀、

                               虎口などが設けられたことも判明した。

                            なお歴史館は平成19年(2007)リニューアルオープンされた。

 
   



     


  

     



     

                                      

築城年  永禄6(1563) 元号一覧 築城者  織田信長  歴代城主  織田氏  形式  平山城 
遺構  模擬天守、曲輪、土塁、空堀、石垣  現状  城公園  ご案内   城跡の地図  駐車場  駐車場有り 

               ⇒ 小牧山城 NO1               

                               


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