城の建物は何も残って無いが、石垣は白御影石で積み上げられ見応えは十分で有る。
南部氏の本城・三戸城が北に偏っていたため、信直は中央付近の盛岡へ移転を計画し、
文禄2年(1593)築城工事に着工したが、完成したのは重直の代となる
寛永10年(1633)で、約40年の歳月を要した。これは北上川や中津川の氾濫により工事が難航したためで、
その間南部氏は三戸城や九戸城、高水寺城等の城を転々とした。盛岡城には天守はなく、御三階櫓が設けられ、
明治維新までの約230年間、南部氏の居城として続いた。
築城年 |
慶長2〜3年(1597〜8年) |
築城者 |
南部信直:利直 |
歴代城主 |
南部氏 |
形式 |
平山城 |
遺構 |
曲輪、石垣、水堀、土塁 |
再建造物 |
なし |
ご案内 |
城跡の地図 |
駐車場有り |
有料 |
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