城は見るだけ…歩くだけ!
 (日本の城郭)



 

   島原城(しまばらじょう)
                                     
                                                              
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島原城

 
 長崎県島原市城内一丁目1183-1           2014/07/24 訪城       

別称

森岳城
 

 



 1616(元和2)年、大和(奈良県)五条から島原に移封した松倉豊後守重政は、

 1618(元和4)年から7年余の歳月を費やして島原城を築きました。

 城は昔「四壁山」「森岳」などと呼ばれた小高い丘を利用して築かれたので、別名を森岳城とも言います。


   


 南北に連なる連郭式平城で、外郭は周囲約4kmの長方形で塀をめぐらし、

 城門が7か所、平櫓が33か所ありました。内郭は堀にかこまれた本丸・二の丸を設け、

 その北に藩主の居館である三の丸が続きます。本丸には安土桃山式建築の粋を集めた

 総塗り込めの五層の天守閣をはじめ、3か所に三層櫓がそびえ立つ豪壮堅固な城構えでありました。

 城は松倉氏・高力氏・松平氏・戸田氏・松平氏と4氏19代253年間の居城でしたが、

 1874(明治7)年に廃城となり、民間に払い下げられました。以来、文字通りの荒城となっていましたが



 


 1964(昭和39)年に天守閣が復元されたのをはじめ櫓も復元され、次第に昔の面影がよみがえっています。

 現在、城内の建物はキリシタン史料館(天守閣)、北村西望記念館(巽の櫓)

 民具資料館(丑寅の櫓)などに利用されています。


 島原城跡公園は、松倉豊後守重政によって築かれた島原城(森岳城)の跡を公園としたものです。

 園内には、市のシンボルである島原城天守閣や島原文化会館などがあり、

 周囲の桜並木など市民の散策の場として親しまれています。
 
 また、島原城は「日本100名城」にも認定されています。(島原市ホームページより)


城年  元和4(1618) 元号一覧  築城者  松倉重政  歴代城主  松倉、高力、戸田、松平、
松平
 
形式  平城 
 遺構 復興天守,櫓.垣,
 空堀 曲輪,          
現状  島原城公園  ご案内  城跡の地図    有料駐車場場有り