松前藩戸切地陣屋
松前陣屋 清川陣屋 穴 平陣屋
箱館港の開港にともない幕府は蝦夷地の防衛を強化するために松前藩に陣屋を構築させました。 明治元年(1868)の箱館戦争で幕府脱走軍の進撃にともなって、 守護隊の手によって自焼・放棄され、現在は国指定文化財として管理されています。
安政2年(1855)幕府に命じられ松前藩が築いた陣屋で、構造は四稜郭で亀が首を出した形をしており、 6つの砲座がある。郭内には17棟の建物があり、約120人で守備していたが、 完成から13年後の明治元年(1868)、箱館戦争の時、 相手方に陣屋が使われないよう建物に火をつけて焼き払った。 (現地説明板)