城は見るだけ…歩くだけ!
             

 志苔館

 
    北海道函館市志海苔町                  訪問  2016/07/24
 

  

 

 



           室町時代頃、道南地方には12の和人館があり、志苔館はその一つで、

                   小林太郎左衛門良景が居住していた。

          康正2年(1456)、志苔館付近でアイヌの蜂起があり、

          翌長禄元年(1457)5月14日志苔館が攻め落とされた(コシャマインの戦い)。

                    戦いの後、再び小林氏が居住したが、

          永正9年(1512)4月16日に再度アイヌの蜂起があり、

            志苔館は陥落し、館主・小林彌太郎良定は討死した。その後、

             小林氏は松前藩に従属したため、志苔館は廃館となった。

         志苔館は標高25m程の海岸段丘南端部に位置し、西には志海苔川が流れ、

                南は志海苔の市街地および津軽海峡に面し、

               函館市街や対岸の下北半島を一望できる。

               館の郭内は東西70〜80m、南北50〜65mで、

         四方に高さ2〜4m、幅10〜15mの土塁に囲まれ、

               その外側には堀が巡らされている。

                                    (現地説明板)

   
 

     



       慰霊碑
   
   
      コシャマインの戦いで亡くなった館主和人と阿伊努(アイヌ)の御霊をお祭りした慰霊碑があります。
          

城年  中世 築城者  小林 歴代城主  小林氏 形式  平城 
遺構  曲輪、土塁、空堀、 現状  史跡公園 案内   城跡の地図 駐車場  無料駐車場有り 

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