城は見るだけ…歩くだけ! 日本の城郭
戦国期、寒川氏に属する四宮右近が居城した。 元亀元年(1570)三好氏に攻められ寒川氏は城を引き渡した。 長宗我部元親の讃岐侵攻に際し、三好氏は羽柴秀吉に援軍を要請した。 天正11年(1583)仙石秀久が入城したが、翌年、秀久は長宗我部軍に引田表で敗れた。しかし、 秀吉の四国平定後に再び秀久が入城した。 天正15年(1587)、生駒親正が讃岐一国を領して入ったが、 讃岐の東偏ということで聖通寺城に移った。 元和元年(1615)一国一城令で廃城となった。
築城年