八戸城角御殿表門
時期
〈江戸時代後期 寛政9年(1797)〉
寛政年間(1789〜1800)に八戸藩の角御殿であった場所に残されている
この表門は、桁行3間の大棟門
であり、木柄も太く豪壮なものである。
太い4本の柱を大きな冠木でつなぎ、束と板蟇股とで棟木をささえ、
切妻造とち葺型銅板葺の屋根を載せている。
全国的にも珍しい大規模な棟門であり、
八戸城下の名残をとどめる唯一の遺構でもある。
角御殿の拝領を言い渡された煙山氏が、
やっとの思いで上棟式を
上げたのが、寛政9年(1797)であった。
文化財保護課 電話:017-734-9919
寛文4年(1664)、盛岡藩主南部重直が継嗣を定めず死去した。
幕府は南部領を二分してし、南部重信に盛岡8万石、
そして八戸は南部直房に2万石で分家した。
直房はすぐに八戸城を平城に改造した。以後、
八戸南部氏は、代々この地を領し、
9代信順の時に明治を迎えた。
築城年 |
寛文4年(1664年) |
築城者 |
南部直房 元号一覧 |
歴代城主 |
南部氏 |
形式 |
平城 |
遺構 |
角御殿表門 |
現状 |
三八城公園、市役所他 |
ご案内 |
城跡の地図 |
駐車場 |
無料駐車場有り |
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