2007/9/15 訪城 |

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二俣城 |
静岡県浜松市二俣町 |
駐車場に車を止め城跡の登山口から登ります、少し登りだすと人を感知して自動的に
城の歴史案内が流れ出すなかなか面白い仕組みで歩くこと五分程度で
石垣が見えてくるこれが天守の石垣か…
天守台の上に立つと天竜川が望めます、現状は城山公園となっていますが、
案外自然な状態で石垣も草は生え放題
(写真の通り)で茂るに任せている様 この状態の方がみのやんは好きやなぁ〜
城跡に来たと感じるで此処まで信玄が政略に来ているとはビックリ!
元亀三年(1572) 武田信玄が大軍を率いて二俣城の攻防戦が展開された、信玄は
天竜川から水を汲み上げて要る事を知ると井戸櫓を破壊し、
水を絶たれたついに二俣城は落城した。武田氏の武将依田信蕃(のぶしげ)が城代として入城した
天正三年(1575) 長篠の合戦で武田勝頼が敗れると家康は武田勢を一掃すべく二俣城の奪回を目指し
城を包囲した。兵糧が尽きた依田信蕃は開城 家康の持城となり大久保忠正が入城する
天正十八年(1590) 豊臣秀吉の小田原攻めで北条氏が敗れると家康は関八州へ移封
大久保氏は小田原に移り二俣城は廃城になった
依田氏が開城に当たり「一城の主が蓑笠を付けて城を落つるは見苦しい態なり。
晴日を待たれたし」申し出て堂々と退城した。
家康は甲斐の武将の心意気を見せつけられたと言われています
城跡の地図
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