川之江市制施行30周年記念事業として、1984年から城山公園整備事業として、
本丸跡に天守、涼櫓、櫓門、隅櫓、控塀などが建築され
力の入れ方がよく解ります。
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延元2年(1337)、河野通政の臣・土肥義昌が細川氏の侵出を防ぐため築城したが、
興国3年(1342)北朝方の細川頼春に攻められ落城した。その後、
城は河野氏に返され、妻鳥友春が城主となった。
天正10年(1582)土佐の長宗我部氏の侵攻で落城したが、
その長宗我部氏も天正13年、豊臣秀吉の四国征伐に敗れ、小早川、福島、池田、小川と
城主は目まぐるしく替わり、加藤嘉明の時、廃城となった。
寛永13年(1636)一柳直家が川之江藩2万8千6百石の領主になり、
城山に城を築こうとしたが、寛永19年病没し、
領地は没収され幕領となり、そのまま明治を迎えた。 |
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小 模擬櫓門 |
築城年 |
延元2,1337 |
築城者 |
土肥義昌 |
歴代城主 |
土肥,細川,河野,一柳 |
形式 |
山城 |
遺構 |
模擬天守,石垣,曲輪,櫓門,隅櫓 |
現状 |
城山公園 |
ご案内 |
城跡の地図 |
駐車場 |
無料駐車場 |
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